2012年10月7日日曜日
じぶんらしさ
10/6~8 の三連休は山に当てられそうなので、今年で4年目となったこの場所から一度くらいは稜線に上がってもいいんじゃないかと思ったのでそのつもりで訪れた。
人出の多さは予想できたので新幹線で早くついてテント場を確保したいとも思ったが普通電車と比べても2時間くらいしか変わらないので、それだけのために金を費やすのは無意味に思えてきたのでいつも通り普通列車でのんびり向う。
山の最寄り駅に到着すると10mくらいのバス待ち。少し気持ちが引いたが仕方ないと気を取り戻す。天幕しそうな人は見られなかったのが少し救いだが、先行者は多いと思うのでいつもよりピッチをあげて休憩なしで目的地へ向った。
到着したらテントは無し。小屋で女将さんに先月井上さんたちとバラクラに行った報告をしてテン場の最奥へ陣取った。この時点で、正確には女将さんとお話しした時点で稜線に上がる気はなくなった。女将さんのトーンに負けた。ここよりいいところは先には無いだろうと思わされる。いいところだ。
夕方までビールを飲みながらウトウトして過し、今更稜線に行く気はないが一応行くつもりで早々に夕食を済まし寝床に着いた。
夜半、すごい雨音で目を覚ます。降り始めに気付かない程眠りが深かったようだ。何しろ毎日睡眠3時間半から4時間で前日も帰宅が夜中の1時前ときたら当然か。夜明けには止むだろうなんて再び眠りにつこうと思ったら雨音がおかしい。ぽちゃぽちゃっと聞こえる。テントの外を見てみると一帯が水溜りになっていた。当然寝床の下もタプタプいっている。雨足は増しているようだ。テントを移動させることにする。0:16 のことだった。軽いものはテントの中にそのまま残し、重たいものはパッキングする。レインウェアを上下着てリュックを背負い雨が降りしきる漆黒の中をヘッドランプで水溜りの無い場所を探す。自立式のクロスフレームドーム型テントなのでそのまま持ち上げ移動した。フロアーレステントじゃなくて良かったとツクヅク思う瞬間だ。ペグを打ち直しテントの中で雨を拭い寝袋だけだして兎に角寝た。
5:30 頃に目を覚ました時には雨は上がっていたが、いつ降り始めてもおかしくない天気。少し回復を期待しながら朝食の準備を始めるが、ラジオで天気が回復しないことが分かると山を下りることにした。
下山の理由はそれだけではないのだが・・・。一つは最近テントや寝袋の狭い空間がダメで中にいられなくなってしまう。もう一つは、普段からそうなのだが寝ているときに見る夢というのが変な夢ばかりでかなり精神的に苦痛で現実にまで尾をひくのだ。
今回もこれが出てしまった。
天気がいいときは夜中でも外に出てフラフラして気を紛らわせるのだが、今回の雨では無理だった。
女将さんに連泊するといったが申し訳ないけど下山させていただきました。
何かすっきりしない山歩きになってしまったがはっきりした点がある。
ここの稜線の一部は以前友人のTERUSIと一度行ったが、自ら思い立っていくところではないと、あまり縁がないところだと分かった(もともと稜線歩きには興味が無い)。
どうしてもここの稜線に上がりたいのなら行きにこの小屋には寄ってはいけない。
雨の連泊には精神的に注意が必要だ。
と、いう三点。
興味が無いことをしても仕方が無いということかなぁ。
2012年9月10日月曜日
2012年8月20日月曜日
富士登山 2012.08.18-19
16:19 富士急行 富士山駅 到着
16:50 富士五合目行きバス
18時過ぎ 富士五合目 到着
19:00 富士吉田口登山開始
00:48 山頂到着
05:00 ご来光
05:28 お鉢巡り出発
06:13 剣ヶ峰
06:53 富士吉田口下山開始
07:24 富士吉田口・須走口下山道分岐
09:10 富士五合目到着
09:30 富士山駅行きバス
10:15 河口湖駅到着
2年ぶりに単独で富士登山に行ってきました。
今回は、お鉢巡りが最大の目的です。
2012年7月9日月曜日
standard 2012.07.07-08
2011年12月以来の山泊。
2012年の1月に日帰りでGWのLongtrailの下見登山以来の山歩き。
荷造りしては山に行けず荷を解くのを幾度したことか。
やっと行けた山歩きは、行けなかった分を取り返したと言ってもいいものになった。
2012年6月10日日曜日
Information
今年も半年が経ちましたがなかなか山に行けずお山のお話はいつになることやら・・・。
限られた時間の中で、走ったりなんだりとしております。
そんなお話しはこちらでご覧いただけますのでよろしく。→ SUGISI の足跡 - 2
2012年5月5日土曜日
GW LongTrail 2012 4days - 延期
GW Longtrail 2012 4days は5/3初日の雨で中止。
雨の量が多すぎた感があったので、奥多摩駅へ向かったものの昭島駅で途中下車して帰宅。
構想2~3年位、立案4ヶ月でしたが思ったほど残念な気持ちもなく、楽しみを先延ばしにしました。
山行内容は語りませんが、ドタバタ感がなく実行に移せたことで一定の満足を得られました。
山歩きは冒険とは思っていないので、確実に無事に帰って来られる時にどこかへ行くつもりです。
2012年4月21日土曜日
2012年3月10日土曜日
2012年2月26日日曜日
2012年2月19日日曜日
2012年1月15日日曜日
逆算 2012.01.09
昨年は自分の体と向き合う年だった。
足の裏・膝を故障してスポーツ整形外科へリハビリに通い教えを得て痛みも無く下山できるようになり一年を締めくくれた。
本格的に山を歩くようになって一番歩かなかった年でもあり、入山せず山に向き合う時間がとれたせいか、心に余裕ができたように思える。
最近は幕営以外の山は考えられないなぁと思っていたが目的によってはアリかぁとふと思った。心の余裕からかな。
今回の久しぶりの1DAY HIKEはそれも要因の一つだが、2DAYS以上の時に常々思うようになったのは、帰宅のバスや電車の時刻を気にするのとしないとでは心象風景が変わることだ。期待や憧れ、プロセスも大事だがHIKEの締めくくり方も重要ではないかと思う。実際、下山時刻に縛られないHIKEは余裕ができるので視野も広がるし、理想とするGOALをイメージできるのでやり残し感が無いようにHIKEを終えることができる。満足のいった締めの帰路は感慨深いものだ。
ということで、以前より気になっていた山域へ基点・終点の調査へと1DAY HIKEに行ってきた。
今回の目的地はA地点とB地点の2箇所。Aから入山してBに下山。どちらが登りと下りに適しているか?どちらが食料や休憩場所など充実しているか?または過不足しているか?等をチェックします。
まずは地形図と山と高原地図でルートを確認します。トレイルの詳細はこれだけでは分からないので、位置確認の目印と地形の勾配の注目点および現地での確認点を地形図に書き入れます。
尾根までの上りは結構送電線が交錯している。全般に尾根伝いに歩くので送電線で位置は把握できそう。下山は小尾根と沢筋の2パターンがあるが、ロケーションの期待をこめて沢筋のルートをとることにした。荒れているか?踏み跡があるか?川はどの程度渡り返すか?下山は気付くスピードアップしているので獣道に入り込まないようにチェックしよう。
さてA地点の入山ポイント。周囲の状況とトイレ・休憩地点(雨風凌げるか?)を下見し、入山場所を2箇所チェック。1箇所は以前訪れたことがあり、その時は低木下草が繁茂し掻き分けて何とか歩いたので自分的には好ましくないのだが、山と高原地図だとちょっと逸れた所から実線が出ていたので行ってみたが入山ポイントは確認できずもう一方の入山ポイントを確認する。こちらは案内板も出ているし分かりやすい。Webで見る限りこちら側しか入山している記事を見つけられなかったので、こちらを使う人が多いのは頷ける。後者の方から入山することにした。
送電線と川沿いの集落を俯瞰して現在位置を確認。写真も数枚撮る。いきなり小尾根を登って尾根筋にでるようだ。
30~40分ほど薄暗い常緑樹の植林帯をやや急登気味に登りきり尾根に上がる。
尾根上は落葉樹が主の様で日差しが暖かく汗ばむが、冷たい風が吹き上げるとかなり冷やされる。
落葉しきっているので目印にする送電線がよく視認できる。トレイルはよく踏まれている。落葉樹に葉が茂っていても道迷いはしなそうだ。
入山を諦めたもう一方の入山地点からの合流点にきた。ちょっと覗いてみるが落葉でよく踏まれているか不明。地形的に北向きの法面なので落葉下の凍結が心配なのと北よりのトレイルは荒れているイメージがあるのでこちらのトレイルは選択肢から外す。
ひたすら尾根伝いの歩きになる。時折尾根から外れて巻き道もある。尾根伝いも困難ではなさそうだが急登するほど魅力はなさそうだし、どちらかというと巻き道のほうが天候などで地形を変えるので確認のため巻き道を行く。こちらの方が北からの風を遮れて暖かいというのもある。こちらもよく踏まれているようだ。状況も悪くない。
一箇所北面歩きがある。
霜か雪か?いやらしいトレイルだ。ちょっと滑ったらズルズルいきそうだ。寒くなり始めたらアイゼンは必携だろう。
入山して2時間で下山ポイントに到着。周りはほぼ落葉樹なので遠くの山まで見えて方向がよく視認できる。
ここから左方向は数日かけて多様な山歩きができそうだ。左方向から来た場合は右方向へ下りるか今日来た方向へ下りるか二者択一となる。
現地点で10:39分。時間には多少余裕もあり左方向へちょっと行ってみたくなったが、下山する沢筋方向のトレイル状況も不明だし日も短いということで欲を出さず予定通り下山する。
沢までは暖かい急勾配気味の南側法面を一気に下りていく。上流方向に沢向こうの山へ向う分岐2箇所を確認しながら沢の音がする方へ下りていく。
1箇所下山方向と同じ向きに少し踏み跡があったので分岐なのか獣道なのか確認する為入ってみる。こちらは程なくして途切れ道ではなくなったので獣道だと判断した。写真を撮っておく。正規ルートを行くと分岐に合流し沢沿い歩きとなる。
何箇所か崩れて虎ロープが張られていたが概ね心配なく歩けそうだ。1箇所川を渡って林道に出るが、その橋も丸太から金属の橋になっていたので安心できる。
林道に出ると集落まで30分の林道歩きになるが退屈になるギリギリの距離かなぁ。まぁそう悪くない。
林道終点には森林公園があるのでここで電車に乗る身支度を整えられる。こういう場所が有るのと無いのとでは随分違う。
本日はTOTAL 4h29m の山歩き(駅から入山・下山ポイントまでの時間は除く)となった。人にも動物にも全く遭遇しない山歩きはどれくらいぶりだろうか。新鮮さを感じられる充実した一日となった。
予定していた目的は達成できた。確認事項も漏れなくチェックし写真もいろんな角度から撮影して自宅のPCで予習復習ができる。今回の下山ポイントもなかなか良い。食事処も土産屋もある。こんなところへの下山してくるのも悪くないなぁ。早めに下りてきて田園風景の中をのんびり歩いて帰路につくのもいい。蕎麦も以外においしかったなぁ。また食べてもいい。今度は酒も頼もう。だったら遅い下山でもいいかなぁ。
2012年1月1日日曜日
2012 心機一転
2012 よりこちらで 「SUGISI の軌跡」綴っていきます。
~ 2011 の軌跡はこちらをご覧ください。 → 「旧 SUGISI の軌跡」
「TERRITORY」「TRAILLOG」より過去の軌跡へ移動する事ができます。
詳しいお話や日々のSUGISI はこちらへどうぞ。 → 「SUGISI の足跡」
~ 2011 の軌跡はこちらをご覧ください。 → 「旧 SUGISI の軌跡」
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